とらばでこめんと

やっぱり人のニーズという「何を」がどどんとあるわけですよ。

コードの向こうに人がいるわけですよ。

いろんな意味で。

(「いろんな意味で」は蛇足か。ここではエンドユーザーっぽい意味で受け取ってもらえれば。)

コードの向こうには人がいる - 絵の具日記

じゃあ「性的な意味で」。

インターネットが情報のあり方を変えたよ。
コミュニティーの枠が物理的境界から自由になったよ。
社会がかわったよ!
技術が人を作るよ!
技術至上だよ!

コードの向こうには人がいる - 絵の具日記

これって、どんなに優れたサービスを企画しようと実現できなきゃ意味がない、って事なんですよ。なので、技術はやっぱり非常に重要。テクノロジもとても重要だし、サービスも同じくらい重要。仕事として携わるなら、それらを用い、実現する為のエンジニアリングもとても大切だと思います。

僕が自己をその「すごいエンジニア達」に自分を重ねている、
自分を投影してしまっている、ということが伺われるのであって、
これはやっぱり自分の未成熟を意味しているのかなと自爆。

コードの向こうには人がいる - 絵の具日記

これって、エンジニアのモチベーションの原動力じゃないでしょうか。別にセルフDisりの対象にしなくても良いと思います。


最近、コンサルタントとかプロジェクトマネージャとか、一見きらびやかな職種に注目が浴びてそこに憧れる人、それになりたいと思う人、それになれって言う奴が増えたようで、テクノロジが軽視されている!みたいなネガティブ・キャンペーンが多いみたいですけど、別に全員が全員、同じことに集中する必要はないんです。

テクノロジよりマネジメントに集中したい人、テクノロジとかエンジニアリングより自分に向いているものを持っている人なら、テクノロジやエンジニアリングを頑張る必要はなく、そちらに集中すれば良いんです。逆に、マネジメントやコンサルティングに集中したくない人は、テクノロジとかエンジニアリングとかに集中する、というのがなんか自然に感じます。(「集中したい」=「好き」って事なんでしょうね、きっと)
なんでも出来る人がいればそれは会社にとって楽でしょうが、現実的には非常に厳しいですし。


そういった風潮に惑わされずに、(似たようなことを前に書きましたけど)「サービスの実現に腐心する人も絶対に必要」「自分はエンジニアを選んだんだ」という気持ちを大事にすれば、

てのは、エンジニアとして生きている自分の自尊心を
少なからず刺激するのかな、と。

コードの向こうには人がいる - 絵の具日記

この「刺激」がどれだけエキサイティングで魅力的で、エンジニアの仕事にとって無くてはならないことか、と思うですよ。少なくとも私は、こういった刺激が無ければとっくにこの業界からいなくなってます。その刺激の味を占めてしまったせいで、この業界から抜けられないって考えると何だか聖書の知恵の実みたいですね。(トム・デマルコ曰くイブは「変化を受け入れ進歩を目指した勇者」(「ゆとりの法則」より)だそうです。)

つまり、「もう戻れない」ですねw


(風邪な頭で長文orz