続々・上流工程を担当する=偉いという誤解について(純粋培養100%毒でまとめてみたよ!

このテーマで書いたエントリの2つともで、書き忘れていた事があったので追記的なエントリを起こします。

あのエントリで僕が本当に言いたかった事は、以下の2つ。

下流工程だ、下請だって理由で腐るな

下流工程でも下請でも、自分のやるべき事をきっちりやるのはカッコイイ事。経済的な不平不満は出るかも知れないけど、それはそれで問題を切り分けて考えれば、自分の仕事を必要以上に蔑む必要はない筈。また、その気になればそのポジションからでもやりたい事をやったり、できる事を増やしたり、経済的な部分以外であればどうにでもできると思います。
だから「胸を張って良い」という表現を選びました。


もう一つ。

上流工程をしているから「偉い」なんて事は無い。
同様に、下流工程をしていないから「偉い」なんて事は無い。

「もう俺コード書く身分じゃないからさー」みたいな事を平然と言う人は、即刻爆発した方が良いと思う。


コードを書かなくなるって事は、「他の仕事で忙しくなった」という側面と「その人より良いコードを書く人がいたのでいらなくなった」という側面と、少なくとも2つの側面がある筈です。どちらの比率が強いのかはそれは人によりけりでしょうけど、後者の側面が全く無いなら「コードをレビューしなきゃ、コードを書かなきゃ」と考えるんじゃないかな、と思います。という事は、つまりそのロールを手にしたのは単なる適材適所の一環としてだけで「今回は、コードを書かなくても良いロールにアサインされた」というだけの話。

それを知っていたら、こんなセリフはなかなか言えないんじゃないかな。


・・・というような事を、本当は書きたかったんだと思います。