お客様はゴール以外いらない。

だからゴール大事。超大事。


これだけだと何なので。


ゴールの無い仕事って基本的には無い筈なんですよ。
「これ」というものに対して、お客様は対価となる代金を支払ってくれる訳です。プロセスがどうとか素材がどうとか、そういうものに対して代金を支払おうという人は基本的にいません。(結果的に支払わされてしまった人は、いるかも知れませんが)

身近なものに置き換えてみればとても簡単で、缶コーヒーを120円出して買う時、その缶コーヒーをどのようにして作ったかなんて気にしませんし、たとえ教えられたとしても(ブランド云々は抜きにして)120円以上支払おうとはしませんよね。

つまり、極端に表現してしまえば、プロセスに代金は支払われないということです。


では、プロセスなんかどうでも良いのか。

ぶっちゃけてしまえばどうでも良い筈です。「これ」というものが実現できるなら、どのプロセスを選んでもお客様に代金は支払ってもらえる筈です。

先の例で言えば、缶コーヒーを120円で売って利益を出せて、かつ缶の中身がコーヒー以外のものになったりすることが絶対無いようにしつつも、売れる分だけ安定して生産できるプロセスであれば、という条件がつくので、やらなくてはならない仕事(つまりプロセス)もある程度絞られてきます。

ゴールを実現する為には、やはり相応のプロセスを用意しないとダメなんです。


「OOとかTDDとか技術的なアプローチを考えようとかくだらない事言ってんじゃねーよ」って言われた事を思い出して、かっとなって書いてしまいました。あとで後悔するかも知れない。。。