テスト再整理(テストについて4)
先日書きました通り、テスト対象を領域で分けるという再整理してみました。
対象まとめ
- 領域1
- お客様の事業計画に沿ったシステムかどうか
- 領域2
- お客様の業務が改善(効率化される、便利になるなど)されたかどうか
- 領域3
- お客様の業務が(不具合などで)滞らないこと
- 領域4
- 見栄え(ユーザに各種情報を「分かり易く」伝えられているか)
- 領域5
- 操作性(ユーザの仕事に支障をきたしていないか)
- 領域6
- 受信部分(ユーザの操作を適切に振り分けられているか)
- 領域7
- 送信部分(ユーザの操作に対する適切な応答を返しているか)
- 領域8
- 業務的な部分の連携部分
- 領域9
- 業務的な部分
- 領域10
- 業務的な部分を含めた各モジュールの連携部分
- 領域11
- 記録する部分
- 領域12
- 外部のシステムと連携する部分
- 領域13
- システムの拡張性とか
- 領域14
- システムの運用難易度とか
- 領域15
- システムの開発難易度とか
- 領域16
- システムの理解難易度とか
で、テストは不具合とかオカシイ部分を見つけた時の修正・改善計画を立てる為に上記を評価していくもの、という事ですね。
アプローチまとめ
- テストA
- システムの導入が妥当かどうか判断する
- テストB
- 望んでいた業務が遂行できるかを評価するテスト
- テストC
- 予定通りシステムの機能要件・非機能要件が満たせているかどうかを評価するテスト
- テストD
- 各業務間の連携を対象にしたテスト
- テストE
- 1つの業務を対象にしたテスト
- テストF
- 1つのオペレーションを対象にしたテスト
- テストG
- 1つの画面を対象にしたテスト
- テストH
- モジュールを対象にしたテスト
- テストI
- コードを対象にしたテスト
- テストJ
- 耐久性を対象にしたテスト
- テストK
- 性能を対象にしたテスト
- テストL
- 開発効率を対象にしたテスト
実はどれも適切に数値化されている領域も、テストもないように思っていて、かつこれらを適切に数値化するのはそうとう大変だと思うので、今回始めたcfneoという(非常にあ)ColdFusionで作ったフレームワーク的なものは、はこれらを猛烈に意識した設計をしようと思っています。