Seasar Conference 2008 Autumnりぽーと(昼の部)
序
12時位に外濠校舎着。
橋本理事(id:m-hashimoto)がいたので一緒に一服してたら栗原代表理事(id:masataka_k)が来たので一緒に3Fの控え室に。
この時点ではさほど緊張感とか無し。
A0: 理事会活動報告
聞きに行く気満々でした。
控え室に入って持参したノートを立ち上げてスライドを一通り見直してスタッフTシャツを着て、という時点で良い感じに落ち着きをなくしたので喫煙所に行ったり飲み物買いに行ったりしてたら、終わってたorz
D1: ソフトウェア開発の魔法環境「Yukara」@栗原 傑享(id:masataka_k)
魔法環境とは言うものの、凄いリアリズムの上に立った話をされていました。
Yukaraの仕組みそのものも相当凄いんですが、「プロジェクトのあらゆる事を徹底して可視化する」というコンセプトをここまで突き詰めていくという、プロジェクト・メンバーの皆様も凄いと思ったです。加えてスライドがとても美しかった。
栗原氏の事例紹介で、先日僕がTwitterで「javassistで躓いた」ってPOSTをしていたのを目撃されていた事も発覚。
人力駆動では、Yukaraはすでに完成しているらしい。
C2: T2 -the WEB2.0 Connector-大谷 晋平(id:shot6)
照明係として参加(嘘
日曜の朝、僕が帰宅後に携帯を出しっぱなしにして寝てしまったようで、うちの一歳半の子が大谷さんに電話してたらしい(なぜ子供は携帯のロックを外して電話をかけられるんだろう?不思議だ)。折り返しの電話ではうちの嫁が出て対応したとか。
大谷さんごめんなさい><
肝心のT2は、開発で使うフレームワークの根本の部分を切り出したような、そんな印象でした。主にRIAで使われることを前提としてるのかな?と思ってましたが、ClassicWeb(=HTML)でも全然強力そうです。
色々な点で深い考察の元、切り捨てるべき点は惜しげもなく切り捨てているのは素晴らしい。
自分の事で精いっぱいだったので、これからじっくり勉強してみたいプロダクトです。
途中、次の自分のセッションを前に徐々に緊張度がw
加えて、僕のセッションの裏番組を担当するきしだなおきさん(id:nowokay)が寝坊したらしいという噂をキャッチして、隣に座ったまこたん(id:makotan)とTwitterできしださん追跡に夢中にw(結局、きしださんは間に合った)
E3: フレームワーク再考(ColdFusion-cfneoによるテストというお仕事の整理)@自分
自分のセッションの部屋にノートを置いて、落ち着く為にお茶を買いに行ったらコンビニ超混んでるし><(橋本理事がいたので一緒にお会計をして貰えてとても助かりました)で、喫煙所に行ったりトイレに行ったり、ばたばたばたばたした後、再び部屋に戻ってくると隣のきしださんのセッションが黒山の人だかり。
そんなきしだ人気が凄く気になり、自分のセッションなんて持つんじゃなかったと思いました(違
時間になったので始めましたが、もうなんていうか緊張してグダグダでした。すっごいぐだぐだ。
まとめ的な話をすべきだったなー。
きちんと伝えられなかった事もあったみたいだし。
仕込んだネタより、ユーザガイドの名前(接触篇と発動篇)の方が受けてたしorz
凄い反省と後悔><
それはともかく、ぼちぼち僕のセッションを聞いて下さった方がBlog等でレポートを上げて下さっているので、これについては別途纏めるエントリを書こうと思っています。
B4: 【Jiemamy】データベースの構成管理とリファクタリング@都元ダイスケ(id:daisuke-m)
自分のセッションが終わった後、まさにツキモノが落ちるという感じに身も心も軽くなりましたw(意識的に自分のセッションはなかった事にしましたw)
でJiemamy。
よねむらさん(id:yone098)のセッションも気になっていたのですが、質問コーナーでぼーっとした後、友達的な理由でこちらに。
でも、本当にいろいろな緊張から解放されて真面目な話を聞くモードじゃなくなっていた自分は、shin1さん(http://shin1o.blogspot.com/)の近くに座ってずっとTwitter。そしたら矢野先生(id:t_yano)もいたので、やっぱりずっとTwitter。
途中ふらっとひがやすをさん(id:higayasuo)もふらっと聞きにきていたりした事からも、データベースの構成管理というJiemamyのテーマがいかに注目されているかをひしひしと感じられます。この日「ぜひ僕のやつ以外のを聞きに来てね!」と紹介していた仕事関係の方も、Jiemamy部屋で発見しましたし。
でも、コードの9割を書きかえる、とかプロトに格下げにした、とか「今動いてるものがあるんだから良いじゃん」と妥協しないで追求すべきところを追求しているところに、ツモト氏の凄さの一端を見た気がしました。
A5: Lightning Talk
Swingをもっと手軽に - S2Swingの紹介@浜本 階生(id:kaiseh)
僕はWeb-DBな業務システム畑だったので、Swingとかほぼ全くタッチしないで生きてきたのですが、こうまで敷居が低くなってきるとちょっとしたツールとかを作る為の土台として、S2Swingというのはアリかも知れないと思えてきました。LT慣れしているようでサクっと時間通りに。
なんか、ColdFusionの何とかっていうフレームワークの話より、こちらの方が1枠使うべきだったんじゃ?と思ったです。
ついにオープンソース化! TERASOLUNAフレームワーク@池田 貴之
NTTデータのOSSプロダクト、TERASOLUNAの紹介LT。
こういう企業が作ってきたものがOSSとして公開されるというのを見ると、「時代はOSSだなぁ」としみじみ思いますね。
ちなみに以前のスピーカーズ・ミーティング後の飲み会で、浜本さんと池田さんでCFMLのコードを囲んで「これはないわー」って話していたのは良い思い出w
全ては定時退社のために@三上 本史(id:EnogunoCap)
こいつは僕の同僚なのでコメントは差し控えますw(でも、話し方とかテンポとかLT向きかも)
Sabotter開発でさぼった@山城 裕(id:Yamashiro0217)
java-jaでおなじみymsr先生(ry
Webコンテナの活用法再考 - newから始まるWebコンテナ@片山 暁雄(id:c9katayama)
色々面白かったですw
SDLoaderそのものも、開発で大きな助けになりそう(ColdFusionでは使えないだろうけどw)なので、これからちょっと勉強していきたいと思います。
統括
Seasar Conference 2008 Springに引き続きの参加でした。が、前回と違うのは自分のセッションを持った「中の人」として参加してきた点。
でも、会場入りする時間と自分のセッションがある事以外は、セッションを聞いて「ふむふむ」なんて言っていてあまり違いはありません。ただ、Blogとかjava-jaとかのWeb活動で知り合いになった人がスピーカーにも参加者にも多くて、最初にこういうイベントに参加した時とは比べ物にならないくらいの安心感があったのは確かです。(去年の自分のBlogを読み返すと超赤面です><)
今年のSC2008Autumnに参加して、より一層「Javaってすごい」と痛感しました。
ライブラリとかフレームワーク、IDEといったものが色々揃っています。それぞれを熟知してという勉強の時間は確かに必要なのですが、その時間さえ乗り越えてしまえば相当楽に開発を進めていく事が出来るんではないでしょうか。Seasarファミリーは特に実際の業務に携わっている人たちが作ったものが多いOSSなので、そこにアンテナを張る意義はさほど遠くない自分たちの未来への投資として非常に有効だと感じます。
今は仕事の都合でColdFusion三昧ですが、なんとかJavaな自分を築き上げたいものです。
というわけで、次回はSeasar Conference 2008 Autumnりぽーと(夜の部)についてエントリしますw