基本的に好きじゃない。

たまに自分の日記で名前が出るこいつですが、プログラミング言語ではなく、Webアプリケーション・フレームワークです。（プログラミング言語なのはCFML。たまに誤解されている方がいるようです。）

個人的にあまり大規模なシステムには向かない気がします。
コーディングは楽ですが、楽なのはそこだけです。根底となるフレームワークがばっちり隠蔽されているせいで裏で何をやってるのか分からないし、痒いところに手が届いたドキュメントは意外に無いです。利用者の絶対数がJavaほど多くないからだと思いますが、情報交換のコミュニティも少ないです。（でも、なくは無い）
OOPもなんちゃってですが、実現できます。

趣味でWebサイトを作ろうとか、プロジェクト内の情報収集サイトを作ろうとか、そういったものであれば、さくさく作れるので良いと思います。サーバさえ用意しておけば、DBとの接続やメールの送信も簡単に実装できますし。

でも、趣味でWebサイトを作るなら、CFMXのRuntimeを積んだレンタルサーバもあまり聞いた事ないですし、自宅のサーバにColdFusionMXのRuntime環境をセットアップするのでなければ、PHPを学んだ方がネット上に情報が豊富なので、ずっと効率的かも知れません。プロジェクト内の情報収集サイトとか情報共有サイトを考えるなら、こんな事にコストをかけずWikiやTracの導入を考えた方が良いです。

でも、簡単なんですよね。。。
新人率が高くて、ターゲットのシステムがそんなに大きくなければ（開発コストが5人月程度だったりしたら）、勇気を出して採用しても変な裏切られ方はしないと思います。